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2010年2月

アメリカ音楽のルーツ

久々にライ・クーダーを聴きました。
若い頃に聞いた時よりも、ずいぶんと味わい深く感じられて、
ちょっとした再発見でした。
ライ・クーダーといえば、アメリカ音楽のルーツを研究し、
自分なりの解釈で現代的な音楽にしていることで有名です。

たしかにアメリカ音楽の種類の多さって不思議に感じられます。
ブルース、ジャズ、カントリー、ブルーグラス、ブキウギ、ロック&ロール、ロカビリー、
ロック、ドゥワップ、ラグタイム、リズム&ブルース、フォーク、ゴスペル、
ソウル、ファンク・・・etc。
これらがまた細分化しているのでまだまだあります。

なぜこんなに派生したのか?
すぐに僕でも想像がつくのは、広い国土、多様な人種(差別問題含む)でしょうが、
音楽の様式というか種類が枝分かれしていく過程って、
どんなふうに創造されて変化して、カタチになって広まっていくのでしょうか。
現代ポップスの原点って、ブルースにあるとよく言われてますが、
ちゃんと読んだことがなかったので、とりあえず中古本を買ってみました。

American_m

アメリカ音楽ルーツガイド(著者:鈴木カツ)
この本では、68ジャンルが紹介されています。

まだほとんど読めていないのですが、
ハワイアンや僕の好きなラグタイムも紹介されていたので、
それだけは先に読んでいたらハワイアンのページに、
なんとライ・クーダーのことが書かれてました。

ハワイアン初心者で知らなかったのですが、
スラックキーの神様と称されるギャビー・バヒヌイの音に惹かれ、
アメリカから大がかりな録音機材一式、ミュージシャンを引き連れ、
ハワイで一緒にスタジオ録音まで行い、
ギャビーの存在を世に広めたのはライ・クーダーだったのですね。
目から鱗でした。

ラグタイムの章でも興味深い記事があり、ジャズの祖先でもある当時のラグタイムは、
「シートミュージック」だったということ。
これには作曲家スコット・ジョプリンの登場が大きかったようです。
「ジャズに名演はあっても名曲はない」と言われていますが、
そういう意味でラグタイムはジャズの逆だったわけです。
それなのに、現代にあっては即興、アドリブ中心のジャズの楽譜は多いのに、
シートミュージックであるラグタイムの楽譜が少なすぎます。
あってもそんなにたくさん弾く時間も腕もないのだけど(汗)。

ギターで好きなジャンルはスラックキーとラグタイム。
いずれもウクレレや一般のギター教則本・楽譜に比べ、あまりにマイノリティ。
スラックキーは家ごとに伝承するしきたりがあったとのことですから、
わからないこともないけど、スリーコードだけではなく、
体系的なコードブック化したものがあっても良さそうなのに。
(オープンチューニング大全なる本を持ってますが開放弦があまり活かされてない)
洋書にはあるとか・・・。
自分でこまめにつくっていく方が身になるかもしれませんね。

★「シートミュージック」について★
MATTさんから貴重なコメントをいただいたので、ここで少しご紹介しておきます。
(コメントより流用)

19世紀中ごろから20世紀初めまでの「音楽産業」の中心は
「シートミュージック」すなわち「1曲ずつの楽譜」の出版だったのです。
そして20世紀の初めにはSPレコードが出現しました。(中略)
SPレコードが登場しても極めて高価だったので20世紀中ごろまでは
相変わらずシートミュージックが隆盛で、その出版社が集まる一帯が
ティン・パン・アレイ」と呼ばれていました。(中略)
それぞれの出版社はたくさんの作曲家を抱え込んでヒット曲を作らせ、
大きな利益を目指していました。(中略)
こから作りだされるシートミュージックはハワイアン音楽を含んだ
アメリカのポピュラー・ミューク全般をカバーしておりましたので
当然ラグタイムもハワイアン音楽以上の数があったと思います。(中略)
ティンパンアレイ中心のハワイ音楽シートミュージック1000曲以上の
サイトを再発掘しました。
http://www.hulapages.com/covers_1.htm

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レパートリー

練習なしでパッと弾けるソロはウクレレとギターあわせて、10曲程度ぐらい。
普段弾いてないと、たちまち忘れていく悲しさがあります。

ところで自分は昨年、どれだけの曲をとりあえずはひととおり、
弾けるようになったのか数えてみました。
ソロだけだとちょうど20曲。
せっかく覚えたのに半分は、譜面を見直さないと、忘れてしまっている計算。
あぁ、もったいない、もったいない。

バンドのパートで覚えたのは13曲。
こちらは間違った時の影響から必死度が高いけど譜面がないと丸覚えは無理。
そんな状況なのに、これからソロで弾いてみたい曲を書き出したら、
これまた10曲オーバー。( ̄○ ̄;)

「弾いてみよう」「きっとキレイな響きだろう」がどうも先行して、
当面の曲を120%ヨシ! といえるぐらい弾き込んでいかないと、
頭や運指に深い記憶としてインプットしないのでしょうね。
そんな気がします。

記憶の許容量もオーバーだし、反復練習の時間もなし。
脳トレからはじめるべきか・・・なんて思ってしまいます。
先日、頭脳力選手権とかいう番組が放映されていました。
俗にいう頭がいい、雑学王などと呼ばれているタレントさんが回答者。
茶の間の自分も一緒にやってみると、意外と記憶力と図形解析力は、
彼らと同等なのに、漢字の組み合わせを試す問題ではまったく答えられずじまい。
これにはがっくり。

今は曲が覚えられれば万歳なのですが、やはりもっともっと弾く。
曲の最初から最後まで緊張感をもちながらちゃんと弾く。
そしてメロディとコードの関連づけ。
わかっちゃいても時間のせいにしてしまうな。

フィギュアスケートの銅メダリスト高橋選手は
金メダリスト荒川選手曰く「言い訳王子」(愛着をもって)らしいが、それはそれハイレベルな話。
自分は「言い訳オヤジ」だなぁぁ。

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惚れぼれ

1月はキヨシ小林さん、2月は山内雄喜さんの生演奏を聞くことができました。

Bluedrag

キヨシ小林さんの演奏は、高田馬場のブルードラッグにて。
ウクレレが多いと思ってたら、ほとんどがギター。
それもジプシースイングばかり。こちらが本来の姿だということを知り、納得。
息子さんがこれまた素晴らしい腕前の持ち主でした。

キヨシさんたちの演奏後はお客の演奏タイム。
それが終わり閉会してもなお、ジプシースイング好きが残り、ジャムセッションタイム。
みんなマカフェリのギターのようだし、ジャンゴ好き大集会の場面は刺激的でした。

帰り際に触らせていただいたマカフェり。
思っていたより、テンションが緩い。
それなのに張りのある音がしっかり出るのはさすがです。

Alani_b1

さて2月は先週末の話。NYA☆MIさんの声かけに応じて行くことにした、
山内雄喜さん率いるALANI OHANA BANDのアットホームなパーティライブ。
山内さんのソロは一曲のみであとはパックに徹してましたが、
お仲間らしい方々のフラも数曲入り、チャージ1000円にしては十分に見応えありでした。

フラにはセクシー系なるものがあるのだろうか?
そんな問いを発したくなる振りが感じられ、これまた勉強になりました。

ここでも帰り際に、山内さんご愛用のsimoギターも触らせていただきました。
とにかくボディが軽い。小さい。
まるでバリトン・ウクレレくらいの重さといえなくもないほどの軽さ。
サイズはマーチンでいうえば、OOサイズでしょうか。
木が程よく乾いたような、抜けのよい音がしました。

Ryuhey

このほか今月のはじめは久々にギターの師匠(といっても今回で二度目)、
小池龍平さんに代理コードでのテンション付けなど、
アレンジ・ノウハウを教わったりと、
刺激になる演奏を目の前で見る機会に恵まれた昨今です。
目の前でじっとみていると、とにかく左手の抑え方が芸術的なほど、美しい。
無駄のない、運指というのが、よーくわかります。
しかし、ジャズ系のコードって、指がつる寸前になります。
いったい、いつになったらもスムースにできるんだろうか。

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